
武ノ道
philosophy of The BUJYUTSU

武ノ道とは
武術や武道は相手や戦いに「勝つすべ」ではなく「生きるすべ」。しかし一般的には格闘技と同じ「勝つ」ための強さのイメージを持たれがちです。もちろん、目の前の課題にコミットする「勝負強さ」は重要だと思います。しかし、その強さも包括した人間としての前提とも言える礎は「生きる強さ」。それは「変化に耐え、変化に順応できる力」であり、ひいては究極的に「変化と一体化する力」といえる。「生きるすべ」を根底にもつ武術を土台に、世の中に「変化を創る」輪を広げるための学びの場、活動の場

どうしようもない社会に不満を抱き
政治や教育、メディアなどに不満を抱え
もっと良い社会になれば良いのにと思っても
しかし現実は「何をやっても変わらない‥」
憤り
その現実に諦めニヒリズムに陥るのではなく
地に足をつけて変化を創る
変化を創る力

「かくなるものと知りながら、やむにやまれぬ大和魂」
変化を創るにあたり不可欠なものがある
どうしようもないと分かっていても諦めない
胆力
(忍耐力・不動心・集中力)

胆力の基礎「地に足を着ける」
公のことを考え、行動できない理由は不安定だから
不安定とは「満たされていないこと」
逆に「満たされている人」とは‥
軸を持った、覚悟が決まっている人物
それは心身の安定から生み出される
心身の安定を生み出すもの
躾
「武ノ道」の武術
600年ほど前から一子相伝で伝えられた名称や流派もない”原始武術”
代々受け継がれてきた教えが「途絶えるくらいなら」と学べせてもらう機会を得た。
そこでは、流派や武器などに囚われず「人間の身体(筋肉・骨・関節・靭帯・臓器・五感)そして心理(意識・思考・感覚)をいかに最適化して使えるか」ということをのみを追求することが求められた。
だから、逆に様々な武術の技や型、武器など学んだが、それは、すべてのものが同じ「身体の最適化」という視点で使いこなせるかを試すための道具でしかなかった。